宅建士 登録講習(5問免除講習)
宅建試験は、受験に先立って、登録講習(5問免除講習)を受講して修了試験に合格することで、本試験50問中の最後の5問について、正解しているという前提で採点されるという制度があります。
ただし、宅建業者に勤務している方だけが受講できるという条件があります。5問分が免除されることで合格率が大幅にアップするので、条件を満たす多くの方が受講しています。
KENビジネススクールでは、以下の特徴を有する登録講習を実施しています。
自宅で受講できる
昨今の在宅ワークの導入が進んでいる社会環境の変化に対応し、KENビジネススクールでは、2021年度の登録講習(5問免除講習)より、会場での通学受講形式とZOOMを活用した受講形式のハイブリット開催を実施しております。受講環境や条件にマッチした受講形式をご選択いただけます。
※開催地・日程によっては通学形式のみの実施、またZOOM形式のみでの実施の場合もございます。詳しくは開催日程と会場をご確認下さい。
※ZOOMでのスクーリング受講の方は、修了試験を別日程にて会場でのご受験いただきますので、ご留意ください。
パートタイムでも宅建業者に勤務していれば
宅建業者(不動産会社のことです)に勤務する方であれば、役員・正社員・アルバイト等勤務形態にかかわらず、誰でも受講できます。
受講後に実施される修了試験に合格すれば(弊社の講習での合格率は98%)、宅建士試験で、50問中の5問分が免除され、その問題について全問正解している前提で採点されます。
合格率が5~10%アップする!
年度によって異なりますが(その年の免除科目の問題の難易度)、免除されていない一般受験者に比べて、この講座を受講した受験者の合格率は3%~10%高くなっています。
具体的には、一般受験者の合格率が15%~17%であるのに対して、免除対象者の場合は20%前後となっています。
5問免除対象者は25%もいる!
宅建士試験は、毎年30万人以上の方が受験する超人気の国家資格試験です。このうち、この講座を受講した受験者は、毎年8万人以上となっています。全体の25%にも及ぶので、宅建業者に勤務する方であれば、絶対に受講しておくべき講習です。
講習で学ぶ内容の80%が宅建士試験の出題範囲
この講習で学習する内容は、別ページに詳しく記載していますが、宅建士試験の出題範囲と80%が重なります。つまり、この講習をうまく活用することで、宅建士試験に合格するための学習の80%を終えることができるわけです。
なお、出題されない20%部分は、講習を受けることで免除される「土地・建物の知識」や「競売表示法等」、実務系の「物件調査に関する科目」となります。この科目は実務で役に立つ内容でもあり、受験勉強としてではなく、この機会にゆっくり学ぶことができます。
学習時間は50時間!そのうち10時間は対面講義
この講習の学習総合計時間は、なんと50時間となっています。宅建士試験に合格するために必要な学習時間は、弊社アンケート等によるデータによれば最低260時間程度といわれており、この講習で受験勉強の20%近くが終了することになります。
さらに、50時間のうち10時間は、「対面」による講義と定められております。その解釈にはいろいろありますが、弊社では、受験指導にも精通した講師がライブで授業する方式を採っています。
受講の合間に、講師に直接質問ができるライブ授業は、通信講座にはない利点です。
講座の実施方法は実施機関により異なる
この講座は、カリキュラムや講師の要件、講座のあり方等が法令で定められており、その方法については、実施団体の判断に任されています。
実施団体により、10時間の「対面」に講義が、大教室にて収録した映像を放映し、それを聴講する方式を採っているところもあります。
40時間の自宅学習(通信講座)についても、書面のやり取りでの通信講座や、DVDが郵送されそれを視聴する通信講座等、多岐にわたります。
弊社では、Web動画を配信し、それを視聴する方式を採っています。そのWeb動画も、何年も前に収録したものを使いまわすようなことはせず、最新の宅建士試験の出題傾向や問題、判例を紹介しつつ、その年度の4月以降に定期的に登録講習用に講義する動画を、順次専用のページにアップロードする方式を採っています。
もちろん、リアルタイムで質問ができるように、受講者専用の質問フォームもご用意しております。
使用テキストも修了試験も実施機関で異なる
この講座で使用するテキストは、各実施機関により異なります。もちろん、何でもよいわけではなく、国土交通省の事実上の認定がなければなりません。オリジナルのテキストを使用する機関もあれば、認定を受けている市販のテキスト等を使用する機関もあります。
弊社は、2011年に登録講習実施校の認定を国土交通大臣から受けるにあたり、代表の田中嵩二が執筆したオリジナルテキストで申請し、受理されております。
50時間の講習の後に受験する「修了試験」も、各実施機関が作問しています。もちろん、出題範囲は決まっているので、その範囲内では共通していますが、出題形式や難易度は異なります。
弊社の修了試験は、出題範囲内であることを前提に、宅建士試験での頻出分野であり、かつ、この講習後に宅建士試験の受験勉強を本格的に行うにあたり、知識の土台となる重要論点を多く出題するという工夫をしております。
10時間の対面講義と修了試験を通じて、スムーズに宅建士試験に受験勉強にシフトできるようにしています。